ドイツ日本研究所(DIJ)
ドイツ日本研究所(DIJ)は、マックス・ウェーバー財団の一機関として東京に拠点を持ち、ドイツ連邦教育・研究省の資金によって運営されているドイツの研究機関です(www.dijtokyo.org)。本研究所の使命は、現代日本の社会、経済、政治、文化、国際関係に関する知識と理解を深め、人文科学と社会科学の両面からの方法論と理論の適用および発展を図ることにあり、比較研究的視点と学際的アプローチを研究活動の中心に据えています。本研究所の図書室は、現代のプロジェクトに関する文献を日本やドイツから購入もしくはILLを通じて取得し、研究所の研究をサポートする重要なサービスを提供しています。図書室の利用は予約制です。
業務内容:
- 図書館業務全般:カウンター業務、レファレンス業務、ILL、整理業務、システム管理
- 電子リソース(データベースやオンラインコンテンツ)の管理、研究員に対するツールの効果的な活用支援
- 研究員に対する、必要に応じた研究支援、相談および図書館利用指導
- 国内外の出版社の書籍および定期刊行物の購入を管理
- 最新の情報技術の動向をフォロー
- デジタル化およびデジタル人文学(DH)プロジェクトの支援
- マックス・ウェーバー財団内の研究員、スタッフ、司書との良好な関係の構築および維持
- その他、指示された業務の遂行
応募条件:
- 4年制大学卒業又はそれ以上
- 司書資格を有し、図書館勤務経験が5年以上
- NACSIS CATを用いて英語資料の登録業務を行った経験のある方、またOCLC WorldCatにも慣れている方
- データベース、電子書籍/ジャーナル、インターネットなどの電子リソースに精通している方
- Microsoft ExelやWordなどパソコン全般、WebexやZoomなどのコミュニケーションツール、および図書室のソフトウェアの使用能力と、新たなツールを学ぶ意欲のある方
- 日本学関連のデジタルコンテンツ(ポータル、地域関連のデジタルコレクション、データベースなど)に精通している方
- 単独の司書として主体性を発揮し、複数の業務や優先事項を効果的に管理する能力を有する方
- 優れたコミュニケーションスキルを持ち、多様な文化、民族、言語的背景を持つスタッフと友好的かつ協調的に働ける方
- 大学図書館または研究図書館での勤務経験があれば望ましい
応募期限その他:
応募者は英語と日本語に堪能であり、またドイツ語ができることが望ましいです。日本国籍を有するか、日本の労働ビザを取得していることが条件です。
2025年3月から勤務開始、当初2年間の有期雇用で、一定の条件を満たした場合、その後正規職員となる可能性もあります。
マックス・ウェーバー財団は、機会均等雇用者であり、人種、肌の色、宗教、性別、性的指向、性同一性、国籍、または障害に関係なく、すべての有資格者に対して公平に機会を提供します。同財団は家庭との両立に協力的であり、健全なワークライフバランスを支援することに努めています。
雇用条件は、在日ドイツ大使館の雇用規定に基づき、従業員のスキルや経験に応じて決定されます。